奥丹波 純米吟醸 野粂穂 720ml

奥丹波 山名酒造

クラシカルスタイルの細心にふれる

創業は享保元年1716年。
今年で304年目を迎える歴史的な蔵元です。今の奥丹波という名前になったのは12年ほど前。それまでは万歳という銘柄だったそうです。

蔵元の山名純吾社長は11代目。
そして杜氏は元丹波杜氏協会の組合長を務める青木卓夫杜氏。

誰もが知っているお酒ではないが、「日本酒ってどんなお酒」と尋ねられたら「これが日本酒」と胸を張って言えるお酒の一つが奥丹波である。

先日、造りに入りかけたころですがご訪問させていただきました。
青木杜氏は現在71歳ですが、そのオーラ溢れるたたずまいと自然体のお酒の味わいに多くのファンがいらっしゃります。大きく見える人とはこういう人のことを言うんだろうな。
安っぽい表現かもしれませんが大人のカッコよさをまとっておられます。

奥丹波という銘柄は青木杜氏が来られてからということですので12年ほどの歴史になると思われます。
今の日本酒はすごく多様性があり、穀物からできたお酒とは思えないようなフルーティなものから、お米の味わいをしっかり感じさせるものまでお好みに合わせて用意されています。
そんな中で「食中酒」にこだわる作り手さんがしっかりいらっしゃいます。
奥丹波の青木杜氏もその一人で食事の邪魔をせず寄り添いながら引き立てるお酒を身上に醸しています。
それともう一つ杜氏は後進の育成に力を入れている。蔵人は個性豊かな人たちで構成されており、その多くが自らお米を作り、そのお米でお酒を醸しているという。
決して全国区ではないが、熱狂的なファンのいるお酒である。

奥丹波 純米吟醸 野粂穂

昔この地方で良酒を醸していたという野粂穂というお米、ある時、忽然と姿を消したといわれていました。このお酒は昔吉川町で栽培されていた奈良穂という山田穂より一回り大きいお米があってそれがのちに野粂穂と呼ばれるようになり、京都で「祝」と呼ばれるようになるそうです。
切れ味良く、そして優しく、コクのあるお酒に仕上がっています。
販売価格 1,980円(税180円)
SOLD OUT

About the owner

西島 俊裕

一つ一つの生産者さんと繋がれるようなショッピングサイトにします。 アグレッシブな日本酒と日本ワインの現場の空気が少しでも伝わって楽しんでいただければと思います。

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